テレワークしに湯治場へ

湯治場でのワーケーション、登山を記録するためのブログ。

大沢温泉湯治屋でワーケーション

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2021年12月中旬、岩手県大沢温泉湯治屋にて2泊3日で温泉&テレワークの旅に行ってきました。

12月15日まで新幹線が最大50%オフになる「えきねっとお先にトクだ値スペシャル」を使ってお得に行ってきました。

湯治屋は自炊棟ではあるけれど、朝昼晩と三食利用できる食堂があるので、とってもお気楽に滞在することが可能です。

朝一の新幹線にて一路花巻駅

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新幹線と東北本線を乗り継いで、小雪舞う花巻駅に降り立つ。

えきねっとお先にトクだ値スペシャル」で大宮駅-盛岡駅間の新幹線を半額でゲット。盛岡駅まで買ったものの、花巻駅へは途中の北上駅で降り、東北本線に乗り換えるのが早いです。北上駅-盛岡駅間が無駄になりましたが、それでもお得に向かうことができました。

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大沢温泉行きバスの出発まで2時間近く間があるので、駅前のカフェで朝食をとりながらテレワークすることにしました。

 

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ここはブルワリーに併設されたカフェスペースのような感じで、2Fがタップルームとなっていて、クラフトビールも飲むことができます。コンセントも使うことが可能なので、落ち着いてテレワークできます。

 

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ビールを飲みたいところですが、我慢してサーモンをはさんだベーグルとコーヒーをいただきました。この日は、ビールの仕込みをしていたみたいで、麦のいい香りが漂ってました。ほのかに甘い麦の香りで、なんか笹団子のようなにおい。ベーグル食べながらも無性に笹団子が食べたくなりました(笑)。

 

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バスの時間が近くなったのでバス停へ。11時15分発のバスに乗ります。半年前に来たときには10時くらい発のバスもあったような気がするのですが、時刻表改定があったんでしょうかね。

 

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バスはガラガラ。地元の方が2,3人ほど途中で乗り降りしたくらいでした。大沢温泉に近づくにつれて雪も多くなっていきます。

 

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30分ほどバスに揺られて大沢温泉バス停に到着。目の前に大きな看板があるので、迷うことなく宿に向かいます。

 

大沢温泉湯治場テレワーク

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大沢温泉湯治場は、追加料金でアーリーチェックイン、レイトチェックアウト可能です。到着したのは12時前でしたが、アーリーチェックインをお願いして、お部屋に通していただきました。

 

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案内されたお部屋は2階の8畳+広縁のあるお部屋。一人では広すぎです(笑)。

冬の陣というプランで予約したので、こたつとストーブ付です。

 

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広縁に冷蔵庫とガスが設置されています。

 

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お湯はなくなれば受付で新しい熱いのに取り替えてくれます。

 

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コンセントは1カ所のみ。ノートPC、モバイルディスプレイ、スマホの3つは使いたいので、持参した電源タップが役立ちました。

 

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今回のお部屋は上館の3号室。トイレは近いです。

 

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部屋からの景色。今年は雪が多そうですね。

 

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部屋でWi-Fi使えます。感度も良好でした。

 

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昔ながらの湯治場でよくありますが、画像のように鍵は内側からかけるやつ。

ですので、外出時に鍵をかけることはできません。

その都度受付に預けるのはめんどくさいので、私はノートPCなどはスーツケースの中にしまってロックしてました。

 

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トイレは男女別。シャワートイレでした。24時間ヒーターが入っていたので、寒くもありませんでした。

 

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1階に炊事場があります。

オーブン、電子レンジもあります。ただ、3食利用できる食堂があるので、滞在中使うことはありませんでした。

水もらうときと歯磨きの時くらいでしたね。炊事場利用したのは。

 

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有名な混浴露天風呂の大沢の湯の入口。撮影は禁止とのことでしたので自粛しました。

 

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薬師の湯へは階段を下りていきます。湯舟に浅く段になっているスペースが広いので、ここでトド寝しながらまったり入ることができます。

人があまり来なかったので、ゆっくり入ることができました。

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旅館部にある薬師の湯も利用することができます。ここのお風呂は、ザ・旅館の浴場という感じ。清潔感があってこちらもよかったです。

とくにシャワーの出が気持ちいい!(笑)

細かい水が勢いよく出てきます。これはミラブルか!?という感じでお湯が出てきます。ミラブル使ったことないのでわかりませんが。。。(笑)

浴槽も広く、落ち着いて入っていられます。私的にはここのお湯が一番ぬるぬるトロトロに感じました。

 

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建物中を散策。

売店もあり、コインランドリーも完備してます。

 

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階段を上って奥の方に進んでいくと、体育館のようなホールが出現。

卓球台が置いてありました。

 

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そのホールに謎のゴジラが。。。

 

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年季の入った看板も発見。

 

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看板の矢印に従って階段を降りると、「お食事処やはぎ」があります。

 

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事前予約ですが、朝食をいただくこともできます。

682円だったかな?ごはんのお替りもできたような気がします。

 

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滞在中の食事はすべてお食事処にお世話になりました。

良心的な料金なので、ありがたかったです。

 

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花巻駅前のブルワリーで買ったイブキIPAをお部屋でいただきました。

 

鉛温泉に立ち寄って帰宅

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最終日は13時にレイトチェックアウト。この日は仕事は午後休にして、温泉はいってゆっくり帰宅することにしました。

チェックアウト後、バスで10分くらい離れたところにある鉛温泉藤三旅館さんに立ち寄りました。

ここは白猿の湯という湯船の深さが平均1.25mの立ちながら入る温泉が有名です。

誰もいなかったのでスマホで写真をパチリ。

屋内ではありますが、屋根までの高さがあって、いかにも秘湯という空間。甲子温泉の大黒屋の大岩風呂もこんな感じの雰囲気だったかな。

 

温泉出た後は、行きと同様、北上駅にて新幹線に乗り換えて帰宅しました。

今回は新幹線を使ったので、往復の時間もそんなにかからず、また、新幹線はバスよりも揺れが少なく仕事がしやすかったです。

大沢温泉は、朝昼晩と食堂を利用できるので、自炊する必要もなく、湯治場初心者でも過ごしやすいと思います。

私以外にもワーケーションで滞在していると思われる方を食堂でちょくちょく見かけました。交通の便も良いので、大沢温泉でのワーケーション、おすすめですね。

 

終わり

高速バスと電車で行く東鳴子温泉ワーケーションの旅

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2021年11月に、東鳴子温泉の『いさぜん旅館』さんにて2泊3日で温泉&テレワークの旅に行ってきました。

湯治部のお部屋に泊まりましたが、徒歩10分くらいにコンビニがあるので、基本はそこで食料を調達しました。

部屋で仕事をし、合間に東鳴子温泉独特の石油臭?のする温泉でまたっりとくつろぐ。。。ひなびた温泉宿で湯治ワーケーションを満喫してきました。

高速バスと電車で鳴子御殿湯駅

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まずはバスタ新宿から出ている高速バスで仙台駅へ。

一番早く仙台駅に到着する京王バス9551便に乗車。

夜行バスという手もありますが、仙台に着くのがあまりに早いと時間を持て余すし、熟睡できないし、(いびきで他の人に迷惑かけるかもしれないし、、、)ということで昼間の朝一のバスを利用しました。

wi-fiもあるので移動中に仕事もできますし。

 

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バス車内は2+1の3列シートで、コンセント完備。バス後方にトイレもありました。

 

6時40分にバスタ新宿を出発。

11時55分に仙台に到着予定ですが、羽生PA那須高原SA、国見SAの3か所で10分ほどのトイレ休憩がありました。

この日の乗客は10人ほどで、席は自由に移動してもよいと運転手さんがいってくれたので、2列席を独占させていただきました。

 

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Wi-FiHighwayBUS-Wi-Fi以外にもドコモなどのWi-Fiも使えるみたいです。

 

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電波も申し分なし。

バスのテーブルはノートPCを乗せるには若干小さく、膝の上に乗せながら仕事をするのが一番安定しました。

仙台駅前が渋滞していたため、予定より若干遅れて12時ちょいすぎにバス停に到着。

 

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バス停から仙台駅へ移動して、JR東北本線陸羽東線を乗り継いで、鳴子御殿場駅に到着。数日前に降った雪が若干残っておりました。

 

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仙台駅ではPASMOで乗車したのですが、鳴子御殿場駅ICカードで降りることができないとのこと。

車掌さんに上記の紙をもらい、帰りに仙台駅でカードを清算処理していただきました。

いさぜん旅館に滞在しながらテレワーク

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いさぜん旅館さんは鳴子御殿場駅から目と鼻の先といった場所です。
今日から湯治部にて2泊お世話になります。

 

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お部屋は4畳程度のトイレなしのお部屋。小型の冷蔵庫とTVがついておりました。

 

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コンセントは2カ所あったので、持参した電源タップは使わずでした。

 

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ポットと炊飯器も置いてありました。コロナ渦らしくアルコール消毒も置いてくれてました。食器類も完備。

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年季の入った配置図。私の泊まった部屋は2階でした。

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自炊場は昔ながらの10円入れて使えるガスと電子レンジが置いてありました。電子レンジはあたため時間を調整するダイヤルが少しバカになってましたが、問題なく使うことができました。

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トイレは男女共用。和式が一つとシャワートイレが二つ。きれいに清掃されていました。露天風呂のある浴室の前にあるトイレも比較的新しいシャワートイレでした。

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Wi-Fiも完備。階段の踊り場に無線LANルーターが設置されていました。

”ISAZEN”が付く無線が複数飛んでおりました。。。

パスワードは旅館の人に聞いたら教えてくれました。

Wi-Fiなくてもドコモ、ソフトバンクの電波は十分立っていて、インターネット環境は申し分ありません。

 

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部屋で仕事をし、ひと段落ついたらさっそく温泉へ。

お風呂は混浴の他に、男女別の大浴場と露天風呂付中浴場があります。

大浴場と中浴場は昼と夜とで男女が切り替わります。

 

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混浴は炭酸泉(左)と鉄鉱泉(右)の二つの浴槽があります。

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炭酸泉はぬるく長時間入っていられる温度でした。炭酸泉といっても肌に気泡がまとわりつくほどの炭酸は感じませんでした。

鉱泉は石油臭を感じる茶色いお湯。炭酸泉よりかは熱く40度ちょっとくらいでしょうか。熱すぎるというわけではなく、こちらも長く入っていられます。

 

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こちらは中浴場にある露天風呂。露天といっても眺望はありません。

3~4人くらいは入られる大きさですが、滞在中、誰かとご一緒になることはありませんでした。

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旅館の向かいに「なるみ観光ストアー」というお土産屋さんがあり、そこで作っているお饅頭をおやつに買いました。

大栗なるまんは中に栗が入ったお饅頭で、生地もしっとりしていて美味しかったです。思わず家族にお土産として買って帰りました。

なるみ観光ストアーはPaypayクーポンも使ってお得に買い物ができました。

 

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滞在中の食事はほとんど徒歩10分ちょいのところにあるコンビニで済ませました。

コンビニに行く途中に焼き肉屋があり、地元の人たちでにぎわってそうでした。一人で焼肉はさみしかったので、我慢してコンビニ飯。

東鳴子温泉の街は平日ということもあり人の姿もあまりなく少し寂しい感じ。ラーメンのノボリが立ってるのは千両という食堂。最終日のお昼はここでいただきました。

昼間から地元の方がお酒を飲んでいて、結構にぎわっておりました。

最終日。高友旅館に立ち寄り湯してから、帰宅

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いさぜん旅館さんのチェックアウトは11時。

帰りのバス便まで時間に余裕があるので、高友旅館の日帰り入浴に立ち寄りました。

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こちらの黒湯も石油臭がなんともいえない良いお湯です。

混浴の黒湯は、いさぜん旅館の浴場よりも広く、ひなびた感じでかなり良い雰囲気でした。(人がいて残念ながら写真は撮れず)

高友旅館さんは、いさぜん旅館さんよりも設備が古そうな感じで、Wi-Fiも玄関付近では電波ありましたが、部屋まで飛んでいなさそう。

こちらも自炊泊ができるようですが、テレワークをするのであればいさぜん旅館さんの方がよさそうです。

 

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立ち寄り後、千両食堂で昼食。中華そば(600円だったかな?)を注文。

ショウガが効いていてなかなかのお味。チャーシューが柔らかくて特に美味しかったです。

 

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14時過ぎの電車に乗って仙台駅へ。

帰りの高速バスは、東北急行バスのニュースター号を利用しました。

こちらのバスは新宿ではなく、東京駅に着きます。中央線を始発で座って帰れるのがメリットです。

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こちらのバスも1+2の3列シート。トイレ付。コンセントではなく、USBが各席に設置されていました。

休憩も行きと同じSA3カ所に停まりました。

行きのバスとは違って、ほぼ満席状態でしたので、SAに着くたびに下車して新鮮な空気を吸いました。笑

 

時間通りに東京駅に着き、中央線に乗って無事我が家へと着きました。

一人で部屋にこもって集中してテレワークができるのですが、誰ともしゃべらないので夜とかちょっと寂しくなりますね。私は2泊が限度でしょうか。笑

今回は高速バスを使った理由はお値段が3~4千円とお安いことと、車中で仕事ができれば高い新幹線を使って急いで移動する必要もないのかなということです。

ただ、新幹線に比べるとバスは揺れるので、乗り物酔いをする人はバスでの仕事は難しいかもしれませんね。

 

おわり